店舗や事務所を分割貸しする際に抑えておきたいポイント

阪急長岡天神の駅前で募集している新築物件が竣工を迎えます。

賃貸マンションというと最近は似たようなデザインのものが多いですが、こうやってみると最初のパースイメージより随分、高級感も重厚感もよいマンションとなったので大家さんも満足の出来だろうと思います。

RC9階建の1階・2階部分が店舗で、構造上は1階と2階で分割して貸すことはできる物件ですが、こちらの物件は建物オーナーの希望で上下一括で借りてくれるテナントを探していますのでご興味のある企業様はぜひお問合せください。

分割して貸し出す際に注意すること

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一般的な店舗を分割して貸し出す際に気を付けたいのは、法規制です。

店舗や事務所には、建築基準法上の規制や消防法などに基づいて感知器や消火設備が設置されます。

物件を間仕切りするなど複数に分割したり、テナントが使用することによって法的に問題のなかった区画が違反した状態になってしまうことがあります。

そのため、分割貸しを検討する際は設計士など建築に詳しい専門家に事前に相談をすることが大切です。

法規制のチェックは抑えながら、つづいてはインフラ設備です。

インフラ設備とは、例えば電気やガス、水道、電話など基盤となるもので、テナントがその場所を使用するにあたり最低限必要なものをいいます。

オフィスなど内装が整っているものであれば、電気や空調、換気設備の位置を変更したり、採光不足の場所が新たに生じると照明の増設が必要になることもありますし、配線や配管を分岐する際に容量や流量が足りているかの確認も必要です。

店舗の場合であっても電気は使いますので、電気配線の分岐だけでなく給排水、ガス配管についても分岐させておくことが望まれます。

また、事務所の場合でも店舗でも看板をだせるスペースを確認しておきましょう。

1つの建物に対してテナントが増えると、看板スペースの検討が必要です。

建物の玄関部分やビルの外壁、袖などに看板を掲載することが多いと思いますが、各社のスペースをどのように扱うか前もって考えましょう。

店舗だと大きく看板を掲載すると自社の広告になると考えるテナントは多いですが、京都は特に景観条例などで面積に制限があることが一般的に知られています。

計画なしに進めてしまうと、先に借りたテナントのせいで後に入ったテナントの看板スペースが無くて困る可能性がでてきます。

店舗の分割貸しに関する相談は地域事情に詳しい不動産会社へ

店舗や事務所を分割して貸すことを検討しておられたら、このようなポイントをまず抑えておくといいと思います。

店舗や事務所を分割するのはテナントが希望する広さにあわすことができるのが最大のメリットです。

一方で、テナントの希望をやみくもに聞いて分割してしまうと、分割で残った区画がずっと人気がなく埋まらないということもございます。

分割貸しする際は、地域事情に詳しい不動産会社と相談することもおすすめいたします。

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