居抜物件が求められる代表的な理由をおさらいしておきましょう。

ここでは、私が過去に実際にお会いしてきいた、居抜物件が求められる理由を紹介します。

「居抜物件として貸すべきか、スケルトンで貸すべきか?」

個別にアドバイスが欲しいとお考えでしたら、この機会に気の合う不動産担当者をみつけることをおすすめします

自分以外に自分の不動産を一番詳しく知る、頼れるプロをみつけるときっと今後も頼もしい存在になってくれるはず。

京都市で物件をおもちの方は株式会社プライオリティまでお気軽にご相談ください。

早くお店をオープンしたい!

いくつものお店のオープンにたちあってきましたが、オープンまでの間、借主が内装工事中の家賃を支払うことは珍しくありません。

工事中の期間は売上(収入)がなく家賃・人件費等の支出が発生している期間です。

居抜物件だと営業開始までの工事期間を短縮できるので、早く営業を開始できることになります。

できるだけ早くオープンしたいと考える方から居抜物件は人気があります。

初期投資を抑えたい!

居抜物件の内装を上手く活かすことができれば、必要最小限の投資で出店ができます。

お店をオープンするまでに、借主は物件の契約費用、広告宣伝費、オープンまでのカラ家賃など内装費以外にも出費がかさみます。

軌道にのるまでのことを考えると初期費用は抑えたいと多くの方が考えています

商材、サービス、腕で勝負!

居抜物件は、内装にこだわりが無い場合にも人気があって、味自慢のラーメン店であれば店舗内装はほとんど影響がないと考える方もいます。

最低限の手直しをして、集客が可能なら内装工事は必ずしも必要な投資ではありません。

セントラルキッチンや店頭販売を主にしない宅配業など、立地や店舗内装に比較的こだわらない業種から手早く開店できるので人気があります。

一方で、内装費をかける必要がない借主は、物件が他にないなど特別な理由が無い限りあえてお金がかかる物件は借りないともいえます。

浮いたキャッシュを積極活用

初期投資が上手く抑えられたら、例えば内装のグレードアップや広告展開に積極的に活用できます。

50万円おさえた分を設備の増強にまわしたり販促費にまわすことができるんです。

お店はオープンしたら勝手にお客様がきてくれるわけでもありませんので、戦略上有効な投資に活用できると考えます。

このように、居抜物件は条件があえば貸すときに有利にはたらくことがあります。


居抜物件として貸す際に知っておきたい注意点

一方で知っておいて欲しい注意点もあるんですね。

退店理由は拡大移転などの良い退店ばかりではありません。

以前のテナントの悪い評判を引きずることがあります。


内装をそのままにして募集することで以前の悪いイメージがついてしまうことがありました。


退店してからの経過年数も重要です。

相当数経過していると、使えない設備や動かない設備がある可能性があります。

これでは修理費用や撤去費用の負担が生じてしまいます。


古い店舗だと床下の配管異常など見えない不具合がある可能性もあるのでいっそスケルトンにした方が良い場合もあります。


需要とマッチしていないときもおすすめできません。

居抜物件は、不要な方からは解体費がかかることから、異なる業種の出店を遠ざけてしまうときがありました。


設備等は借主の所有なのでときに譲渡費用の希望がでるときもあります。

価格次第では次の借り手がみつかりにくいときがあるので、上手に交渉をすすめましょう。

この他、退出がまだの際はリース品の有無や関係会社とどこまで打ち合わせを行っているか確認することが重要です。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。

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