カーブの外側が良い理由とは?ロードサイド立地にみるテナントの考え方
京都市・京都府の向日市・長岡京市を含む南部周辺でロードサイド物件を貸すお手伝いをしています。
今日はお預かりした、向日市にある国道171号線に面した土地へ、お客様と現地周辺の調査をしています。
本日は昨日に続いて、テナントの考え方を勉強したい貸主向けの記事です。
ロードサイド物件立地に関する中でも、テナントに「カーブの外側が好まれる件」について簡単に説明します。
一般的に、ロードサイド物件の立地はより手前から店舗がみえる立地が評価されるといわれます。
テナントが物件を検討するときは、実際に車を運転して手前距離何メートルから店舗が確認できるか、間に障害物がないか、店舗が奥まっている場合は十分に看板アピールができそうか調べます。
日本にある道路はまっすぐのときだけではありません。
カーブする道も多く存在します。
その中でカーブする道路では進行方向上にある緩やかなカーブの外側の立地が人気があるといわれます。
運転するドライバーは進行方向に注意を払いますので、ドライバーの視界に入りやすく、より手前から認識することができるためです。
上図のようにカーブの外側にある場合は、進行方向上に目線があるのがわかります。
加えてカーブを曲がる手前は減速するので、全体的にスピードが遅くなり店舗へ入りやすいといわれています。
一方で、その反対の例では進行方向上のカーブ内側にある場合は店舗を認識するのが遅くなると考え、敬遠される理由になります。
カーブを抜けた先では店舗の認識が遅れることに加えて、店舗にいきたいと思っても急ブレーキを避けたい心理がはたらきます。
運転される方なら、入りたいお店があったのに十分な減速ができない、距離が足りないと感じ横目に通り過ぎたご経験もおありではないでしょうか。
ロードサイド物件は、より遠くから、より手前からお店が見える立地が好まれるのです。
立地の評価はこれだけではありません。
駐車場が十分確保できるか、間口が入りやすいかなど、さまざまな要因があります。
その中でもテナントの基礎的な考え方のひとつとして知っておくと良いと思います。
以上、テナントに「カーブの外側が好まれる件」でした。
京都でロードサイド物件を貸すなら株式会社プライオリティへご相談ください。
ではまた次回。
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