京都市で店舗物件の空室でお悩みでしたら、株式会社プライオリティへご相談ください。京都に不動産会社はたくさんあっても、事業用物件を専門に扱う会社は多くありません。当社は日頃よりテナントさんのお悩み、希望を密にヒアリングしています。テナントの退去、空室期間をどのように防ぐか一緒に考え、賃貸経営する上でベストな提案をさせて頂きます。事業用不動産のことでしたら株式会社プライオリティへお任せください。ここでは、なぜ空室になるか根本的によくある事例をご紹介します。
なぜ空室になるの?
大家さんが賃貸経営をしていく上で、一番の不安はテナントが退去し「空室」が生じることではないでしょうか。
特に店舗は住宅と比べ賃料も多額なケースが多く、長期空室は大変な負担になってしまいます。

テナント物件は居住用と違い、そこで事業を行う性質ですから
事業用賃貸物件は、景気や近隣情勢に大きく影響を受けやすい。
といえます。
やっと決まった物件が1年も経たずに撤退することも珍しくありません
居住用に比べ、家賃を高く設定することができるメリットもありますが、テナント物件の賃貸経営は安定しにくいともいえるでしょう
店舗を貸すことで大きな収入源としている大家さんには悩みの種であることは間違いありませんよね
テナント特有の退店に至る理由
を理解して空室募集に役立てましょう
空室が生じる理由
空室が生じる理由① 店舗の業績不振
なんだそんなことかと思われそうですが、一番代表的な理由です
テナントさんに経営センスが著しくない場合は、いずれ退店は免れないでしょう
本質として、居住用は本人が気に入ってさえすれば、家賃を払って住み続けることができますが
事業用はいくら本人が気に入っていても続けられるかは別問題
店舗にくるお客様より支持を得ていなければ、利益をだせず、閉店を余儀なくされてしまいます
一方で、テナントさんが優良でもやはり利益がでなければ閉店する構図は変わりません
空室が生じる理由② 立地や事業の将来性
飲食店を例にとれば、その場所で「利益を生む」から継続した賃貸が可能です
安定して借りてもらうのには、貸したテナントが安定して利益を生む必要があり、ファンを作り支持されなければなりません
しかし、実際にはいくらテナントさんが良くても
・近隣に競合店の出現
・通りや周辺の客層の変化
・政治的要因
・ニーズ、流行の変化
などを原因として途端に売り上げが低迷してしまい、繁盛していた人気店が赤字転落してしまうこともあるのです
そのため、赤字でなくとも事業展開の悪い流れを感じたら撤退や移転を検討されます
また、良い立地を求めていくケースもあります
空室が生じる理由③ 好業績による拡張や移転
繁盛し、儲けたお金で拡張移転や更に良い場所へ移転されるきっかけになったとしたら、喜ばしいことです
これは素直に喜びましょう
繁盛していくうちに、人やモノが増え店舗が狭くなったり次の事業展開を考えていくのは自然なことですからね
空室が生じる理由④ 退店の理由は利益性にあると知る
退店の動機として、事業の将来性、立地の動向の他に、赤字でなくとも
「利益が目標に到達しない」
「単独店としては黒字だが事業全体の業績悪化」
「人手不足」
といった、売り上げが一定以上あってもこのように退店理由になることがあります
借主は「家賃を支払えるか」ではなく
「利益を十分だせるか」に着眼していることを抑えておきましょう
一方で、事務所や倉庫といった物件用途ではその場所自体は利益を出さずとも良いといったこともあります
空室が生じる理由③ ニーズの変化
業種そのものがニーズにあわせて形態を変化させていっており必要な広さや提供商品、サービスの変化に伴い欲しい物件が変化していきます
コンビニでは以前にはなかった数多くの競合店、店内ではATM、イートインスペース、珈琲やおでん、ドーナツといった売り場を設けるため、10年前のお店に求める出店基準と大幅に変更されていることがわかります
このように同業種でも競合との勝負の中で、物件需要として低下してしまうことがあります
まとめ
記載したのは一部の退店理由ですが
募集のときには、適正家賃はもちろんですが、普段から企業の出店ニーズなどを把握した募集業者が大切になってきます!