黒テープ

西京極大門ハイツという区分所有マンションの売却をお手伝いしています。

重要事項説明書の製本に黒テープを初めて使ってみました。

先日不動産業界の偉大な先輩であるT先輩に「え、まさか、黒テープもってへんの??ほんまかいな!?」ときかれたのがきっかけです。

製本テープに特にこだわりをもったことはなく、常に灰色のテープを巻いていました。

なぜかきくと、世の先輩方は契約書類に割印するときは「灰色」or「白色」のテープを使用していて、割印不要のときは「黒テープ」を使ってるといいます。

ぼくは常に割印できる「灰色」テープで、割印しないときも割印するときも灰色を使っています。

それを巻いておいたら、割印してもしなくても、どっちのシーンも不便なく使えてきたからです。

しかしT先輩からその話をきいて、黒テープってそのためにあったんだと知りました。

初めて入社した不動産会社の時分から、使用してきたのは灰色テープであり且つ灰色一択でした。

それで15年以上やってきました。

僕はT先輩の話をきいて、わざわざテープの色をシーンで使い分けていることを知って、新鮮な気持ちになりました。

教えはすぐに実践。

すぐに黒テープを購入しにホームセンターへ走りました。

しかし、黒テープを巻いてみたところ、こう思いました。

『黒にする意味ないよな?』

『黒テープこの世にいらんやん。』

『たまには黒色もいいんじゃない? くらいの話やな・・』

どうせ割印しない書類に、黒にこだわる必要がわかりません。

そもそも割印に法的な効力はありません。

テープの色というどうでもいいことでマウントをとってきた先輩。

心の中で思いました。

『しょうもないことで先輩面かましてくれたやん』

電話で遠回しに黒にする必要はないんじゃないかと僕の思いを伝えるとT先輩はこうもいいました。

「おれの場合は割印する書類はいつも背表紙のみにするんやけどな。」

ぼくは思いました。

『黙っとけ。』

心が漏れてたようで、なぜかT先輩に伝わっていました。

20近く上に離れている先輩ですが、いつも優しく接してくれます。

そんな先輩は、好きで乗っていた黄色の愛車バイクXJを、年齢で操作が危なく感じて今年手放したといいます。

一緒に若狭までバイクツーリングにいって5年くらい経ちますが、お互い年を重ねているのだなと感じます。

車でもいいので、また一緒にのんびり外で珈琲ブレイクできるといいなと、思います。

あー

久しぶりにツーリングいきたい~。

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