茶わんと確率
知人の個人投資家から「部屋決めの秘訣ある?」とアドバイスを求められました。
いかに早く、良い条件で空室解消するか。
本命本題です。
空室対策として
世の関連商品を試してみる。
他の投資家の話をきく。
よそのマネをしてみる。
新たな発想。
色々ありますが、空室解消問題は大家と管理担当の宿命ですね。
「これで正解」「これで大丈夫」という話はありません。
僕もいまだに正解はわかりません。
彼は分析能力に長けているしコミュニケーション能力も高いし、数字にも強い。
自信があるから募集も管理も自分で行っていて、その辺の不動産管理会社に任すより高いレベルで仕事している人です。
物件を磨くとか
情報を広く流通するとか
オリジナル性とか
マーケティング
リノベーション
設備
広告料
そんな話ではなく
大事に思うことで、話せることって何だろう。
と考えると、ひとつあって
個人の力が1とすると3年後、6年後も1のままの人か
その1が、2にも3にもなる人
2種類いると思う。
という話をしました。
空室が生じたときに、蓄積した経験と知識を使い営業する。
これは当たり前で全員やっています。
ある日、僕の場合物件は決まっていて問題はありませんでしたが、このまま同じように空室営業を繰り返しても“域”をでない。
そう感じたのです。
できることはもちろんします。
経験値が増えると、できることも増えるし的確になっていく。
仲介業者とコミュニケーションは形成されて知り合いも増える。
しかし、このやり方では劇的に変わることはない。
提案は当然しますが条件をかえたり、改装を加えたりはオーナーのご協力あってのこと。
3年前と僕個人の力量が違うところって、何?
ずっと同じところをうろうろしている気がする。
思考は戻って
できることが1だとすると、1にしかなりません。
3年前に比べて、変わらない。
5年後も、10年後も変わらない。
空いたら同じように、空室営業している。
恐ろしい。
どうしたらいいかな。
僕個人の力があがるって言語化するとどういうことか考えると
シンプルな答えが浮かびました。
それは
周囲に第一優先で考え一生懸命動いてくれる、質の高い人が増えること。
これが物件や募集環境に関係なく、僕とほかの担当者の明確な違いといえるものになる。
そう思いました。
それはそのまま、僕なら僕のクライアントに還元されます。
どうすれば第一優先で考えてくれるかを考ると、仲介会社への営業も見直すべき点がでてきます。
…..次回に続 かないかも