教えたくない店

僕には定期的に通うお店があります。

1人でも月2回程度通うお店ですが、昨日は知人と一緒にいってきました。

店は大将が一人で厨房とホールをみているので、接客が回らない時はお客さんが空気を読みセルフでドリンクをとりにいきます。

「おまかせで」というと、その日おすすめの部位を選んでだしてくれます。

テーブルに運ばれてくると鮮やかな色にいつも見とれてしまいます。

満席で来店が重なるときは大将の機嫌が悪くなります。

注文が混むと「今あかん」とオーダーに待ったがかかることも。

大将を知っている人には共通認識。

常連はタイミングがわかっているので、今はあかんな。と思いながら注文を待ちます。

「出禁」というワードの使用回数が高い店で、相性があわない方には居心地わるい店かもしれません。

僕にとってはカウンターで色々な冗談をきかせてくれる愛すべき大将です。

だすものはどれも本当に安くて新鮮で美味しい。

客をえらぶ店ですが、食に強くこだわる大将を心から信用していて、おすすめされたものは間違いありません。

この店は僕にとって本当に「人に教えたくない店」です。

よく、教えたくないといいながらお店のことを細かく伝える人がいます。

「じゃあ言わなくていいよ」といっても、言ってくれます。

しかし、僕は教えたくないお店のことはいいません。

知られたくありません。

なので、この店の名前は明かさずここでおしまいです。