どうでもいい話
京都市は中京区先斗町で、テナント物件を扱う仕事をしています。
京都夏の風物詩として有名すぎる先斗町の川床。
先斗町は暑くなる5月から9月の時期、川面に床(ユカ)をだすことで知られています。
昨晩も先斗町にいきましたが、テナントの仕事ではなく久々の会食でした。
床での会食です。
川面の客席では涼を演出できて観光客に人気ですが、7月8月はさすがに暑いです。
扇風機もエアコンもない時代は素晴らしい涼源だったでしょう。
現代人は涼みたいなら、迷わずエアコンの効いた店内で過ごすべきです。
店内は虫も飛んでません。
とはいえ久しぶりに床で食事をして、夏らしい体験ができました。
全く関係ありませんが店を移動した先のBARに「ジェンガ」がありました。
「ジェンガ」は積み木のタワーからひとつひとつ抜いていき、バランスを保ちつつ倒さないようハラハラを楽しむ玩具です。
同席する建築会社のR氏いわく、「ジェンガは構造計算の応用がある。ジェンガの強い弱いでプレイヤーの不動産知識や実務レベルを推し量ることができる」だそうです。
考えてみれば、構造や家屋に触れる機会のある僕たちの仕事上、たしかに素人よりも不倒を保つゲームでしょう。
ぼくと建売業者で働くH氏、建築会社R氏の三人でプライドを賭けた一戦が始まりました。
経歴も長くそれぞれが「不動産のプロ」を自認する三人です。
触れたら必ずそれをとることを条件にスタート。
やってみると難しいものです。
始まってすぐに、R氏がジェンガ慣れしていることはわかりました。
彼は少なくとも、ジェンガを100回以上は経験する自宅ジェンガー(家でジェンガしてる人)であることは明らかです。
ぼくは初めてのジェンガ。
公平ではありません。
しかし勝負の途中で言うことではないと思い感情に蓋をして、彼の隣。
目の前の建売屋を負かすべく集中力を発揮。
どうでもいいプライドを賭けた一戦は、建売屋の負けという形で決着しました。
〇〇ホームの家は構造が弱く買わないべきかも知れません。