清水で店を出すということ

KYOTO TOURISM & SHOP MAKING

清水で店を出すということ

京都の観光地の中でも、清水エリアは出店相談の多い場所のひとつです。

清水寺へ向かう参道には、毎日多くの観光客が訪れます。

二寧坂、産寧坂、清水坂。
その道を歩くだけで、京都に来たという実感が湧く場所です。

石畳の道、町家の軒先、夕方になると灯る提灯。
そうした風景の中で、店は街の一部として存在しています。

清水の店舗は少し特徴があります

清水エリアの店舗は、一般的なテナント物件とは少し事情が違います。

多くの店舗は

  • 町家の建物
  • 小さな店舗
  • 間口の狭い路面

といった形が多く、10坪前後の店も珍しくありません。

ただし、小さいから難しいというわけではなく、むしろそのサイズだからこそ成り立つ商いもあります。

観光地では、広さよりも「見え方」や「通りとの関係」の方が大きく影響することも多いからです。

清水の物件はなかなか市場に出ません

清水エリアでは、長く続く店も多くあります。

同じ場所で何十年も商売を続けている店も珍しくありません。

そのため、物件の入れ替わり自体がそれほど多くありません。

空きが出ても、紹介で次の店が決まることもあります。

そのため、一般募集として市場に出る前に話が進んでいることもあります。

清水では「通り」が大きな意味を持ちます

清水の中でも、通りごとに雰囲気は大きく違います。

人の流れ、歩く速度、立ち止まる場所。

同じ観光地でも、通りが変わるだけで店の形は変わります。

だからこそ、清水で店を出すときには、ただ物件を探すだけでなく、その場所にどんな店が合うのかを考えることが大切になります。

京都で、お店が生まれる前夜。

清水のような場所では、その瞬間が静かに訪れることも少なくありません。